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【2026年10月第1週】採用マーケティング関連 最新情報まとめ

2026年10月1週-採用マーケティング関連TOPICSのアイキャッチ画像

2026年10月第1週(9月26日〜10月2日)の採用マーケティング関連ニュースをまとめました。

新卒採用では、27卒の就職戦線総括が発表されました。少数の企業に絞って動く「ピンポイント就活」が続く一方、複数の内々定を得た学生の半数以上は、後から内々定が出た企業を入社先に選んでいます。就活でのAI利用は8割を超え、初任給を引き上げた企業も約9割に達しました。

中途採用では、20代転職希望者が求める情報と企業側の認識とのズレが明らかになりました。求職者がどの段階でも重視するのは仕事内容である一方、企業は給与や社風が重視されていると考えがちです。スカウトメールやカジュアル面談についても、両者の認識に差がみられました。

WEBマーケティングでは、YouTubeが言葉で指示するだけで動画を編集できるAI機能「対話型編集」を発表しました。

1.新卒採用関連のTOPICS

複数内々定者の半数は「後から出た会社」を選ぶ——27卒就活総括

27卒は少数の企業に絞る「ピンポイント就活」が継続。複数の内々定を得た学生の52.6%は、入社予定先の内々定が他社より後に出ていた。就活でのAI利用は84.9%、初任給を上げた企業は89.1%に。

「先に内々定を出せば勝てる」という早期化競争の前提を揺さぶる数字。複数内々定者の半数は、比較の時間で理解が深まった企業を選んでいます。内々定後も面談や職場見学で判断材料を届け続ける企業には、逆転の余地はあり。ただし1社で就活を終える学生が6割超で、まず絞り込みの段階で選ばれることが前提です。

「マイナビ2026年度(27年卒版)新卒採用・就職戦線総括」を発表
株式会社マイナビのプレスリリース(2026年10月2日 11時00分)「マイナビ2026年度(27年卒版)新卒採用・就職戦線総括」を発表

2.中途採用関連のTOPICS

20代の入社の決め手は「仕事内容」——企業の65%は「給与」と誤解

入社先を決める際、20代転職希望者が最重視するのは「仕事内容」。一方、企業の65.1%は「給与」が最重視されると考えていた。選考中も、求職者は仕事内容や休日を、企業は社風やキャリアを重視とみていた。

給与で勝負しにくい中小企業には追い風と読めますが、見落とせないのは「休日」がどの段階でも給与を上回っている点です。企業が面接で語りがちな社風やキャリアビジョンより、求職者は仕事内容と休みの実態の方が気になる様子。面接の説明内容を「任せる業務」「1日の流れ」「年間休日と取得実績」に組み替えるだけでも効果が期待できます。ただし回答は186件と小規模で、職歴を重ねた層ほど年収重視になる点には留意が必要。

転職希望者が求める情報、企業側の認識との間にギャップ。求職者は「仕事内容」重視、企業は「給与」重視と考える傾向【20代転職意識調査】
株式会社学情のプレスリリース(2026年9月28日 10時00分)転職希望者が求める情報、企業側の認識との間にギャップ。求職者は「仕事内容」重視、企業は「給与」重視と考える傾向【20代転職意識調査】

刺さるスカウトは「なぜ自分に?」——20代の4人に1人は入社時期も壁

20代転職希望者が応募したくなるスカウトメールは「スカウト理由の記載」が63.4%で最多。「入社時期自由で選考可」を求める人は26.3%いたが、企業でこれを挙げたのは11.7%にとどまった。

言われつくしている感はありますが、スカウトで差がつくのは書き方の具体性。定型的な内容では響きません。見落とされがちなのは入社時期への不安で、在職中の20代は退職時期が読めず、応募をためらいがちです。「入社時期は相談可」と一文添えるだけで、応募のハードルを下げられるかもしれません。

求職者が求めるコンテンツは「カジュアル面談」「会社説明会」「職場見学」。応募したいメールは「自分をスカウトする理由記載」がトップ【20代転職意識調査】
株式会社学情のプレスリリース(2026年9月29日 10時00分)求職者が求めるコンテンツは「カジュアル面談」「会社説明会」「職場見学」。応募したいメールは「自分をスカウトする理由記載」がトップ【20代転職意識調査】

3.WEBマーケティングに関連するTOPICS

YouTube、言葉で指示するだけで編集できるAI「対話型編集」を発表

YouTubeが、テキストで指示するだけでAIが動画を編集する「対話型編集」を発表。クリップの自動結合、テロップや音楽の追加、冒頭のフック調整に対応し、ショートの作成ツールなどに導入予定。

動画投稿に着手してみたものの、思ったより編集が手間で挫折したという方も多いのではないでしょうか。今回アップデートされた機能を使えば、スマホで撮った社員の一コマのような素材を短時間でショートにまとめることもできそうです。

【最新ニュース】YouTube、言葉で指示するだけで動画編集ができるAI機能「対話型編集」を発表!クリエイターの作業時間を大幅削減へ
YouTubeがAI新機能「対話型編集」を発表!言葉で指示するだけでAIが自動で動画を編集します。音楽の追加やビートに合わせたカット割りも簡単。作業時間を大幅に削減し、動画制作のハードルを下げる画期的な最新ツールの詳細を解説します。

まとめ

今週のニュースを通じて見えてきたのは、企業が「伝えたいこと」と候補者が「知りたいこと」のズレです。

新卒採用では、複数の内々定を得た学生の半数が後から内々定の出た企業を選んでおり、内々定を早く出すことよりも、比較の段階で十分な判断材料を届けられるかが問われています。初任給の引き上げが横並びになるなか、給与以外の待遇や働き方をどう見せるかも差別化の鍵になりそうです。

中途採用では、20代の転職希望者が重視する仕事内容や休日に対し、企業は給与や社風が重視されていると考えがちなことが分かりました。スカウトメールでは、理由の具体性や入社時期の柔軟さなど、小さな工夫で応募のハードルを下げられる余地もあります。新卒・中途に共通するのは、候補者に届ける情報を、企業側の思い込みではなく候補者の視点でそろえ直す必要性です。

WEBマーケティングでは、YouTubeのAI編集機能により、動画制作の手間はさらに下がっていきそうです。編集のハードルが下がるほど、仕事内容や職場のリアルを何でどう見せるかという企画力が、採用動画の成否を分けることになるでしょう。

いぬのて田村
この記事の監修者

いぬのて田村

採用課題をWEBマーケティングで解決するいぬのて代表。
動物全般が好き。
常に挑戦することを楽しんでいます🐶