ペルソナ

ペルソナとは、自社が採用したいターゲット人物像を、実在するかのように詳細に描き出したものです。年齢や性別といった大まかな属性だけでなく、価値観や転職理由、情報収集の方法まで含めて一人の人物として設定します。

ペルソナを設定する目的

採用チーム内で「どんな人に来てほしいか」のイメージを揃えることが、ペルソナ設定の主な目的です。「30代でマネジメント経験のある人」という漠然とした条件だけでは、求人票の表現や面接での見極めポイントが担当者ごとにばらついてしまいます。「35歳、前職はIT企業の営業マネージャー、家庭の事情で残業の少ない職場を探している田中さん」のように具体化すると、求人票のキャッチコピーから面接の質問内容まで、判断基準が揃いやすくなります。

ペルソナに含める要素

基本属性(年齢・性別・居住地・職歴・年収など)に加えて、転職を考えたきっかけや悩み、企業に求める条件、情報収集に使うメディアやSNSなどを盛り込みます。特に採用の場面では「なぜ転職しようと思っているのか」「入社の決め手になりそうな条件は何か」を具体的に描くことが重要です。

ペルソナの作り方

思い込みだけで作らず、実際に自社へ応募してくれた候補者のデータや、面接で聞いた転職理由、社員インタビューなどの情報を根拠にすることが大切です。既存社員へのヒアリングや応募者アンケートから共通する傾向を洗い出し、一人の人物像としてまとめていきます。

採用マーケティングでの活用場面

求人票の文言、採用サイトの構成、スカウトメールの訴求内容、面接での見極めポイントなど、候補者との接点すべてでペルソナが判断基準になります。「このペルソナなら、この求人票のどこに反応するか」という視点を持つことで、採用活動全体に一貫性が生まれます。

注意点

理想を詰め込みすぎて、実在しない完璧な人物像を作ってしまうことには注意が必要です。また、採用市場や自社の状況が変われば、ペルソナも定期的に見直す必要があります。職種や部署によって求める人物像が異なる場合は、複数のペルソナを用意すると効果的です。

いぬのて田村
この記事の監修者

いぬのて田村

採用課題をWEBマーケティングで解決するいぬのて代表。
動物全般が好き。
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