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【2026年8月第4週】採用マーケティング関連 最新情報まとめ

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2026年8月第4週(8月22日〜28日)の採用マーケティング関連ニュースをまとめました。

新卒採用では、就活スケジュールの二極化と、学生自身による企業の絞り込みが同時に進んでいる実態が明らかに。早期に動く層と3月以降に動き出す層がともに増えるなか、企業側の選考開始月も特定の月に集中せず分散する結果が出ています。

中途採用では、ミドルシニア層の就労意欲の高まりと、離職理由・不満の世代間ギャップ、夏休みが転職検討のきっかけになりやすい実態、勤務外の待機が引き起こす見えない負担など、数字の裏側にある本音に光を当てる調査が並びました。

WEBマーケティングでは、Instagram・Meta・Googleがそれぞれ動画制作支援やAI検索対応の機能を強化しており、コンテンツ制作と情報発信の両面でAI活用がさらに進んでいます。

1.新卒採用関連のTOPICS

27卒就活は二極化——早期組も「3月組」も増加中

27卒学生259名調査で、3年生6月までに就活を開始した学生は59.0%。一方、3年生3月以降に開始した学生は前年比約3倍に増え、早期組との二極化が進んだ。

早期化の話題ばかりが注目されがちですが、「遅らせて後から動く」学生も同時に増えているのがこのデータの本質です。企業研究や学業との両立を優先し、あえて出遅れを選ぶ層が一定数いると読めます。年内選考に乗れなかった学生を切り捨てず、3月以降の母集団形成にも力を残す価値があります。ただしES受付は3年生3月が依然最多であり、この層を狙う企業間の競合はむしろ激化する点には注意が必要。

学生の6割が「3年生の6月」までに就活スタート→「3年夏」にインターン等参加→3人に2人が年末までに最初の採用面接。二極化も進む【27卒振り返り調査】
株式会社学情のプレスリリース(2026年8月24日 10時00分)学生の6割が「3年生の6月」までに就活スタート→「3年夏」にインターン等参加→3人に2人が年末までに最初の採用面接。二極化も進む【27卒振り返り調査】

プレエントリー21.6社に減少——学生は「絞って厚く」へ

27卒学生の振り返り調査で、プレエントリー数は平均21.6社と前年の24.6社から減少。一方でES提出は10.8社と前年より増え、絞り込んで厚く当たる傾向が強まった。

プレエントリー数が減ってもES提出数が増えているのは、学生が「広く浅く」から「厳選して確実に」へ行動を変えた証拠です。見落とされがちなのは、これによって入口自体が狭き門になっている点。最初の接点で「候補に残るか」が事実上決まりやすく、認知形成を選考直前に始めても間に合いません。プレエントリー本格化前の3年生前半からSNSや説明会で接点を持つことが、今まで以上に効いてきます。

「プレエントリー22社→セミナー参加17社→ES提出11社→面接8社」が平均像。プレエントリー絞り込むも、他はほぼ前年並み【27卒学生振り返り調査】
株式会社学情のプレスリリース(2026年8月25日 10時00分)「プレエントリー22社→セミナー参加17社→ES提出11社→面接8社」が平均像。プレエントリー絞り込むも、他はほぼ前年並み【27卒学生振り返り調査】

新卒選考、開始月がバラバラに——「3月一斉」の終焉

企業人事担当者618名調査で、ES受付開始の最多は3年生3月の19.1%だが僅差が続き、年内に選考を始める企業は56.1%に上った。「3月一斉スタート」の時代は終わりを迎えつつある。

これまでの「早期化」は、選考が前倒しになる一方向の変化として語られがちでしたが、実態は特定の月への集中が崩れ、6〜3月に薄く広く分散する現象です。1つのピークに合わせる従来の採用体制は通用しにくくなっています。中小企業にとっては、通年で面接官や説明会の体制を保つコストが課題になる一方、大手が動かない月に狙いを定めれば埋もれずに目立てる好機にもなります。

企業の採用スケジュール、一気に早期化し「3年生の3月一斉スタート」の時代終わる。「夏秋インターン等→年内選考・内々定出し開始」が主流に【27卒振り返り調査】
株式会社学情のプレスリリース(2026年8月26日 10時00分)企業の採用スケジュール、一気に早期化し「3年生の3月一斉スタート」の時代終わる。「夏秋インターン等→年内選考・内々定出し開始」が主流に【27卒振り返り調査】

2.中途採用関連のTOPICS

働きたい年齢62歳に上昇——本音は「今の会社に残りたい」

20〜50代正社員4,096名調査で、働き続けたい平均年齢は62.0歳と前回比1.8歳上昇。65歳以降も働きたい層は3割に上り、正規雇用や慣れた職場での継続を望む声が目立った。

就労意欲の高まりは中途市場への好材料に見えますが、「慣れ親しんだ職場」「管理職としての継続」を望む声が強い点を踏まえると、多くのミドルシニアは転職より現職残留が第一希望と読めます。つまりこの層がそのまま市場に流れるとは限りません。狙い目は、年下上司とのギャップに悩みつつ現職に居場所を用意されなかった層。フラットな組織文化を打ち出せる企業であれば、即戦力を確保する好機になりえます。

マイナビ「ミドルシニアの働く意識に関する実態調査」を発表
株式会社マイナビのプレスリリース(2026年8月28日 13時00分)マイナビ「ミドルシニアの働く意識に関する実態調査」を発表

離職理由「人間関係」6割——本音は世代で真逆

株式会社OKANの離職経験者1,030名調査で、同僚の離職理由に「人間関係」を挙げた人は6割超。ただし自身の不満は20〜39歳で「給与」、40〜69歳で「人間関係」が最多と世代で分かれた。

非金銭的報酬が離職防止に「有効」との回答は85.2%ですが、給与を最重視する20代にはそれだけでは不十分。すぐできる対応は、若手には昇給の見通しを、ベテラン層には職場の雰囲気改善を、と世代別に施策を切り分けることです。

[市場調査レポート] 働く人の60%以上が「人間関係」でのやむを得ない離職に遭遇した経験あり
株式会社OKANのプレスリリース(2026年8月27日 10時00分) 働く人の60%以上が「人間関係」でのやむを得ない離職に遭遇した経験あり

夏休み明けの不安47%——転職検討の隠れタイミング

ビジネスパーソン306名調査で、夏の長期休暇取得者は61.8%、完全にオフになれた人は88.4%に上った。休暇が「キャリアを再考するきっかけになる」とした人は85.2%だった。

休暇でリフレッシュできた人が多い一方、休み明けの業務量不安が47.3%、代替要員不足を感じる人が41.9%という数字は、人手不足が休暇の質にも影を落とす構造を示します。この調査が転職エージェント自身の発表である点は割り引く必要がありますが、休み明け直後は求職者が情報収集を始めやすいのは確か。9月上旬の求人露出やスカウト強化は理にかなった一手でしょう。

【2026年 働く人の夏休み実態調査】85.2%が夏の長期休暇を機に「キャリアを再考」
株式会社ワークポートのプレスリリース(2026年8月27日 10時02分)【2026年 働く人の夏休み実態調査】85.2%が夏の長期休暇を機に「キャリアを再考」

呼び出しがなくても睡眠は乱れる——オンコールの見えない負担

海外の研究で、勤務外の呼び出し待機は実際に連絡が来なくても睡眠を妨げることが判明。対策として待機時間の上限設定や勤務中の仮眠確保が有効とされた。

医療従事者向けの研究ですが、IT保守やカスタマーサポートなど24時間対応業種全般に当てはまる可能性があります。「呼び出しがなければ実質休み」という前提の企業は多いものの、この研究は待機自体にコストがあることを示します。待機時間に上限を設け求人票に明記することで差別化できますが、待機をゼロにできない職種も多いので、仮眠や交代制との併用が現実的です。

勤務外の「呼び出し対応」は、実際に連絡が無くても睡眠を妨げる – ナゾロジー
仕事を終えて家に帰っても、「何かあれば連絡します」と言われていては、完全に気を抜くことは難しいかもしれません。とくに夜間の呼び出しに備えるオンコール勤務では、電話が鳴れば当然、睡眠は中断されます。しかしオーストラリアのセントラルクイーンズラ…

3.WEBマーケティングに関連するTOPICS

Instagram新機能「First Draft」で動画下書きを自動生成

Instagramの新機能「First Draft」は、選んだ複数の動画クリップから自動で下書きを生成。無音部分のカットやトリミングも数秒で完了する。

自動生成できるのはあくまで叩き台であり、素材となる映像の質は自動化できません。オフィスの雰囲気や社員の表情が伝わる素材を日頃から撮り貯めておくことが、変わらず重要。

【最新ニュース】Instagram、Reels(リール)作成を劇的にラクにする新機能「First Draft」を提供開始
Instagramがリール作成を簡単にする新機能「First Draft」を開始。選んだ動画のハイライトを自動抽出し、ワンタップで下書きを作成します。面倒なカット作業を省き、自由に再編集も可能。誰でも手軽に魅力的な動画を発信できます。

AI回答内の「優先ソース」CTR2倍——トップニュースカルーセルも追加

Googleは「優先ソース」機能をAI Overviews・AI Modeに拡張。登録数は5カ月で34万5000件超に急増し、表示リンクのクリック率は通常の2倍に達した。

これまでSEOやGEOは検索エンジン側の評価が主戦場でしたが、ユーザー個人から「選ばれる」という新しい評価軸が加わりつつあります。

Google、AI Modeにトップニュースカルーセルを導入。優先ソースも表示
Google は、AI Mode でのトップニュースカルーセルの掲載を始めた。

Meta「Edits」に静止画のAI動画化機能——米国先行

Metaの動画編集アプリ「Edits」がアップデート。米国ではテキスト指示で静止画に動きを付けるAI機能が追加され、フォルダ管理やテキストスタイル保存機能も強化された。

静止画をAIで動画化できれば、写真素材しか持たない企業でも動画コンテンツに転用できる可能性が広がります。日本での提供はまだ先ですが、動画制作のハードルはさらに下がっていくでしょう。一方でフォルダ並べ替えやテキストスタイル保存といった地味な機能強化は、複数人で運用する場合は活用できそうです。

【最新ニュース】Metaの動画編集アプリ「Edits」が大型アップデート!AIによる静止画の動画化やプロジェクト管理機能を追加
Metaの動画編集アプリ「Edits」がアップデート!プロジェクト管理の改善や、指示文で静止画を動画化するAI機能、テキストスタイルの保存機能などが追加されました。より魅力的な動画制作をサポートする最新機能の詳細を分かりやすく解説します。

まとめ

今週のニュースを通じて見えてきたのは、採用にまつわる「本音」や「見えない負担」に目を向けることの重要性です。

新卒採用では、早期に動く学生と3月以降に動く学生の二極化が進み、企業側の選考スケジュールも特定の月に集中しなくなりました。年間を通じて母集団形成と選考体制を維持できるかどうかが、これからの新卒採用の分かれ目になりそうです。

中途採用では、ミドルシニアが本音では転職より「今の会社に残る」ことを望んでいる実態や、離職理由の世代間ギャップ、勤務外の待機がもたらす見えない睡眠負担など、表面的な数字だけでは見落としがちな構造が浮かび上がりました。

WEBマーケティングでは、動画制作の自動化とAI検索における情報の選別が同時に進んでいます。ツールの進化に頼るだけでなく、素材の質や自社が「選ばれる情報源」であるかどうかを見直す視点が、今後ますます重要になっていくでしょう。

いぬのて田村
この記事の監修者

いぬのて田村

採用課題をWEBマーケティングで解決するいぬのて代表。
動物全般が好き。
常に挑戦することを楽しんでいます🐶