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【2026年8月第3週】採用マーケティング関連 最新情報まとめ

2026年8月3週-採用マーケティング関連TOPICSのアイキャッチ画像

2026年8月第3週(8月15日〜21日)の採用マーケティング関連ニュースをまとめました。

新卒採用では、28年卒の選考早期化がさらに進む見通しと、27年卒学生の内々定保有率の高さ、そして就活語彙へのAI関連新語の浸透が同時に浮き彫りになりました。

中途採用に関連するトピックとしては、完全リモートワークの従業員が最も高い幸福度を示したという研究結果を取り上げます。柔軟な働き方をめぐる議論に新たな材料が加わりました。

WEBマーケティングでは、YouTubeの再生回数カウント方式の変更と、Google検索トップページでのAI Modeボタン導入テストが明らかになり、AIを軸にしたプラットフォームの変化が続いています。

1.新卒採用関連のTOPICS

28年卒選考、早期化がさらに加速——内々定出しは12月に集中

企業人事担当者調査で、28年卒採用の早期化がさらに進むと回答した企業は76.3%。選考開始は3年生10〜12月がトップ3で、内々定出し開始は3年生12月が突出した。

選考開始時期が3年生の春・年末・3月に分散しているのは、企業間で早期化のスピード差が広がっている表れです。大手と同じペースを追う体力がない中小企業は、じっくり比較検討したい学生層に的を絞る戦略も有効でしょう。ただし年内内々定が半数近くを占める以上、接点自体を先送りするのは得策ではありません。

28年卒採用の選考開始は「3年生の10・11・12月」がトップ3。内々定出し開始予定は「3年生の12月」が突出、半数近くが年内開始予定【企業調査】
株式会社学情のプレスリリース(2026年8月18日 10時00分)28年卒採用の選考開始は「3年生の10・11・12月」がトップ3。内々定出し開始予定は「3年生の12月」が突出、半数近くが年内開始予定【企業調査】

内々定保有83.7%でも3割活動継続——就活語にAI新語浸透

27年卒学生の7月末内々定保有率は83.7%で前年比2.3pt増。就活に影響したニュースワードは初任給アップとAIが上位を占め、「チャピる」等のAI関連新語も広がった。

内々定を持ちながら活動を続ける学生が3割に上るのは、複数内定を比較し条件面で選び直す動きをしていると推測できます。AI関連新語については、今一度WEB上に公開されている自社の情報が正確なものかチェックする必要があります。

「マイナビ2027年卒 大学生キャリア意向調査7月<就職活動・進路決定>」を発表
株式会社マイナビのプレスリリース(2026年8月19日 11時00分)「マイナビ2027年卒 大学生キャリア意向調査7月<就職活動・進路決定>」を発表

2.中途採用関連のTOPICS

完全リモートが幸福度トップ——ハイブリッドは伸び悩み

米大規模医療機関の従業員7704人調査で、完全リモートワークの幸福度が5点満点中4.22と最も高く、ハイブリッド4.12、完全出社3.89の順となった。

対面交流も両立できるはずのハイブリッドが完全リモートに劣った点は見過ごせません。出社日数が中途半端であること自体が負担になっている可能性があり、以前取り上げた出社コストの試算とも符合します。出社必須の中小企業でも、シフトや業務の進め方に裁量を持たせることが、離職防止の代替策になりそうです。

出社するよりも完全リモートワークの方が幸福度が高いという研究結果
新型コロナウイルスのパンデミックをきっかけにリモートワークが普及しましたが、従業員の孤立や職場とのつながりの低下を懸念してオフィス勤務へ戻す企業もあります。コロラド大学ボルダー校のステファニー・ジョンソン氏らの研究チームが、アメリカの大規模…

3.WEBマーケティングに関連するTOPICS

YouTube再生回数、最低視聴秒数を撤廃——8月24日から新方式

YouTubeは動画再生回数のカウント方法を、ショートと同じく再生された瞬間にカウントする方式へ統一。最低視聴秒数は撤廃され、8月24日から導入される。

カウント方式の変更で再生回数は今後底上げされ、実際の反応が伴わなくても数字だけは伸びて見えるようになります。動画の効果測定は、再生回数ではなく「エンゲージメント再生回数」や視聴維持率を軸に見るべきです。

YouTubeが動画再生回数カウントを「再生された瞬間」に変更、最低視聴時間はなしに
YouTubeの動画再生回数のカウントが、YouTubeショートに2025年3月に導入された方式と同じく、「動画が再生された瞬間」に変更されることになりました。YouTubeは変更理由を「プラットフォーム全体の一貫性を保つため」と説明してい…

Google検索ボタンが消える?——AI Modeボタンに置き換えテスト

Googleがトップページの「Google検索」ボタンを、画像生成やブレインストーミングなどAI Mode関連の3つのボタンに置き換えるテストをデスクトップ向けに実施。

AI Modeへの導線をトップページから強めようとする姿勢は明確です。AI経由での情報収集が主流化するほど、採用ページの情報がAIに正確に読み取られる構造かどうかが問われます。

「Google検索」ボタンが消える? AI Modeボタンへの置き換えをテスト
「Google 検索」ボタンがないトップページを Google はテストしてる。検索ボタンの代わりに、AI Mode の機能を実行するボタンが並ぶ。

まとめ

今週のニュースから見えてきたのは、採用の現場でも情報発信の現場でも、AIの存在感がますます大きくなっているということです。

新卒採用では、選考の早期化が加速する一方、学生の就活語彙にもAI関連の新語が定着し、企業研究や比較検討にAIを使うことがもはや当たり前になりつつあります。

中途採用では、働き方の柔軟性が幸福度や定着に与える影響が改めて示されました。完全出社が難しい業種であっても、裁量や自律性を高める工夫は取り入れられそうです。

WEBマーケティングでは、YouTubeとGoogleという二大プラットフォームがそれぞれAIを軸にした変化を進めており、採用広報の情報発信も、この流れを踏まえた対応が求められそうです。

いぬのて田村
この記事の監修者

いぬのて田村

採用課題をWEBマーケティングで解決するいぬのて代表。
動物全般が好き。
常に挑戦することを楽しんでいます🐶