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【2026年7月第4週】採用マーケティング関連 最新情報まとめ

2026年7月4週-採用マーケティング関連TOPICSのアイキャッチ画像

2026年7月第4週(7月18日〜24日)の採用マーケティング関連ニュースをまとめました。

中途採用では、猛暑の通勤負担、オフィスの座席配置、求人動画へのニーズ、管理職が感じる世代間ギャップ、そして自己愛の強いリーダーほどリモートワークに抵抗するという研究まで、「距離」をめぐる話題が重なりました。物理的な通勤負担への不満、日々の座席間隔、部下との心理的な距離の取り方、オフィスという物理的な近さに執着するリーダー像——形は違えど、いずれも人と人、あるいは人と職場との距離感をどう調整するかという課題を映し出しています。

WEBマーケティングでは、GoogleがAI検索経由でも「毎週数十億クリックを送っている」と主張したものの、その内訳は明らかにされていません。検索結果とサイトの間の距離が、AIによってどう変化しているのかは、まだ手探りの段階にあるようです。

1.新卒採用関連のTOPICS

今週は新卒採用関連のTOPICSはありません。

2.中途採用関連のTOPICS

猛暑通勤で8割疲弊——対策企業はわずか4割弱

ビジネスパーソン358人調査で、猛暑時の通勤で始業前から疲れを感じる人は76.8%、パフォーマンス低下を感じる人は76.6%に上った一方、対策実施率は4割未満で、求める対策はリモートが最多だった。

始業前から疲れを感じる人が8割に迫る一方、職場の対策実施率は4割に届いていない点にギャップがあります。求められている対策の上位はリモートワークや時差出勤で、設備投資を伴わない運用面の工夫である点が重要です。オフィス改装が難しい中小企業でも、出社時間の弾力化や服装ルールの緩和は今日からでも着手できます。ただし業種によっては難しいケースもあり、一律ではなく個々の事情に応じた柔軟さも欠かせません。

【猛暑の通勤ストレス実態】約8割が「始業前から疲れ」「パフォーマンス低下」を実感
株式会社ワークポートのプレスリリース(2026年7月23日 10時02分)【猛暑の通勤ストレス実態】約8割が「始業前から疲れ」「パフォーマンス低下」を実感

日本人のパーソナルスペースは1.5m超——社員同士の座席配置に生かす

ローマ・サピエンツァ大学のVR実験で、日本人とイタリア人各92人の快適な対人距離を比較。日本人は約1.5〜1.7m、イタリア人は約1.2〜1.3mとなり、日本人の方が広い距離を好む傾向が判明した。

社員の座席は、フリーアドレスやオープンオフィスでは感覚的に決められがちです。日本人の快適な距離が1.5m超という数値は、圧迫感を避ける座席間隔の目安になりえます。フロアが限られる中小企業でも、特に新入社員の配属直後は少し余裕を持たせた座席にする、パーティションの高さを工夫するといった対応で居心地の良さを高められます。ただし離れすぎると雑談や声かけの機会が減るため、日常的な動線設計とのバランスが欠かせません。

日本人のパーソナルスペースは広め、イタリア人との比較実験で判明
人は誰しも、「この距離まで近づかれると不安になる」と感じる空間「パーソナルスペース」を持っています。イタリアの研究者が大阪とローマで現地調査したところ、日本人の方がパーソナルスペースが広く、他人と物理的な距離を取りたがることが判明しました。

求人動画『入社後の仕事風景』60.8%で応募意欲アップ

イーアイデム会員調査で、求人動画の内容による応募意欲への影響は、パート・アルバイト希望者で『入社後最初の仕事の様子』60.8%、正社員希望者は『成長後に任される仕事』75.6%が最多だった。

正社員希望者が求めるのは「成長後に任される仕事」であるのに対し、パート・アルバイト希望者は「最初に取り組む仕事内容」を重視する点は、動画に込めるべき情報が雇用形態で異なることを示しています。予算をかけずとも、スマートフォンで日々の業務風景を撮るだけで応募意欲の向上につながるのは、人手が限られていても着手しやすいはず。ただし「異なる属性の人が映っている」と意欲が下がる回答もあり、配慮が必要です。

パート・アルバイトの求人動画で仕事の様子が見られると、「応募意欲が高まる可能性あり」60.8%。7割以上が応募検討中の企業の求人動画をみたいと回答
株式会社アイデムのプレスリリース(2026年7月24日 11時00分)パート・アルバイトの求人動画で仕事の様子が見られると、「応募意欲が高まる可能性あり」60.8%。7割以上が応募検討中の企業の求人動画をみたいと回答

役職者の65.7%が部下とギャップ——距離を置く管理職に注意

正社員4,483人調査で、役職者の65.7%が部下とのジェネレーションギャップを感じたと回答。ギャップ実感後は「距離を保つ」が54.3%、「コミュニケーションを意図的に減らした」が37.0%に上った。

ギャップを感じた役職者の半数以上が「距離を保つ」方向に動いている点は見過ごせません。配慮のつもりの行動が対話機会を減らし、若手の不満や不安に気づく機会を失わせている可能性があります。人数の少ない中小企業ほど、距離を置かずに済む定例の1on1を仕組み化しやすい強みがあります。ただし世代差を理由に一律で「とにかく話せ」と迫るのは逆効果になりかねず、価値観の違いを前提とした聞き方の工夫が求められます。

「ライフキャリア実態調査2026年版」を発表
株式会社マイナビのプレスリリース(2026年7月24日 13時00分)「ライフキャリア実態調査2026年版」を発表

『ナルシスト上司』ほどリモート拒否——米大学がCEO259人分析

米ペンシルベニア大学の研究で、自己愛傾向の強いリーダーほどリモートワークに抵抗することが判明。フォーチュン500のCEO259人分析や管理職359人・546人への調査で一貫した結果が示された。

「生産性のため」という出社推進の裏に、部下から敬われる感覚を失いたくない心理が隠れている可能性を示した点が興味深いところです。中小企業の経営者ほど社員との距離が近く、無意識にオフィスでの存在感に頼りがちな面があるかもしれません。出社を求める際は、業務上の必然か自分の気持ちからくるものか、一度立ち止まる価値がありそうです。対面でしか得られない価値もあり、一律にリモート推進が正解とは限りません。

“ナルシストな上司”ほどリモートワークを嫌う? 米大学がフォーチュン500のCEOや管理職を調査
米ペンシルベニア大学ウォートン・スクールに所属する研究者らが発表した論文「Worship me at the office altar: Why narcissistic leaders resist remote work」は、自己愛(ナ…

3.WEBマーケティングに関連するTOPICS

Google『AI検索でも毎週数十億クリック送客』と反論

AI Overviews等の普及でサイトへの流入減少が懸念される中、Googleは検索全体で毎日数十億件、AI検索単体でも毎週数十億件のクリックをサイトへ送っていると公式に反論した。

Googleが「毎週数十億クリック」と規模感を示す一方、AI検索経由が何割を占めるのかという内訳は明らかにされていません。数字の大きさだけで安心するのは早計です。オウンドメディアを運営する企業には、AI Overviewsに引用されやすい一次情報や数値を盛り込む工夫が効いてくる可能性があります。当面はSearch Consoleで流入経路を定点観測しつつ発信を続けるのが現実的でしょう。

まとめ

今週は、人と人、あるいは人と職場との「距離感」をめぐる話題が随所に浮かび上がった週でした。

中途採用では、猛暑通勤の負担、オフィスの座席配置、求人動画へのニーズ、管理職が感じる世代間ギャップ、自己愛とリモートワーク忌避の関係など、多様な角度から「距離」の取り方が問われました。対策を急ぐべきものもあれば、あえて詰めすぎない距離感が必要な場面もあり、画一的な正解はなさそうです。

WEBマーケティングでは、GoogleがAI検索経由の送客数を強調した一方、その内訳は依然としてブラックボックスのままです。数字の大きさに一喜一憂せず、流入経路を定点観測しながら発信を続ける姿勢が引き続き重要になりそうです。

いぬのて田村
この記事の監修者

いぬのて田村

採用課題をWEBマーケティングで解決するいぬのて代表。
動物全般が好き。
常に挑戦することを楽しんでいます🐶