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【2026年10月第3週】採用マーケティング関連 最新情報まとめ

2026年10月3週-採用マーケティング関連TOPICSのアイキャッチ画像

2026年10月第3週(10月10日〜10月16日)の採用マーケティング関連ニュースをまとめました。

新卒採用では、27卒採用で選考辞退が例年より増えたとする企業が約3割にのぼることが分かりました。内定式後のフォローは定期連絡や懇親会といった交流が中心で、研修や学習機会の提供は2割前後にとどまっています。

中途採用では、20代転職希望者の6割超が転職活動で生成AIを利用しており、前年の半数未満から急増しました。転職先がAIを活用できる企業かどうかを重視する人も過半数に達し、AIへの姿勢が企業選びの新たな基準になりつつあります。

1.新卒採用関連のTOPICS

27卒、3割の企業で選考辞退が増加——内定後フォローは「つなぎ止め」が中心

27卒採用で選考辞退が例年より増えた企業は29.8%。母集団の増減は3等分に分かれた。内定式は対面が7割。入社までのフォローは定期連絡や懇親会が上位で、研修や学習機会は2割前後にとどまる。

先週取り上げた調査では、内定者の最多の不安は「仕事についていけるか」でした。企業のフォローは関係の維持に偏り、不安の中身とずれている可能性があります。定期連絡の内容を近況確認から、配属予定や1年目の業務の共有に変えるだけでも効果が期待できそうです。また、母集団の増減が3等分に分かれた点を踏まえると、辞退の増加も企業ごとの差が広がっている表れと読めます。

【27年卒採用調査】約3割の企業で就活生の選考辞退が増加傾向。内定後フォローは「定期連絡」「懇親会」など交流重視へ
株式会社i-plugのプレスリリース(2026年10月16日 14時00分)【27年卒採用調査】約3割の企業で就活生の選考辞退が増加傾向。内定後フォローは「定期連絡」「懇親会」など交流重視へ

2.中途採用関連のTOPICS

20代の6割超が転職活動でAI活用——「AIを使える会社か」も企業選びの基準に

20代転職希望者の63.5%が就職・転職活動で生成AIを利用し、前年から17ポイント増。用途は自己PRや応募書類の作成が上位。転職先がAIを活用できる企業かを重視する人も54.8%と過半数に。

応募書類の文章が整っていても、AIで仕上げた可能性が高い時代。書類の完成度で合否を決めている企業は、見極めを誤りかねません。面接で具体的な経験を深掘りする比重を高めることが有効です。一方、AIを使える環境を重視する層の増加は、意思決定の早い中小企業にとって好機。業務で使っているAIツールを求人票に一行書くだけでも訴求になります。ただし回答は186件と小規模なので参考程度にとどめるのが良さそうです。

20代求職者の6割超が「転職活動で生成AI利用」。AI活用できる企業を「重視」が急増し過半数に。企業選びの指標に【20代転職意識調査】
株式会社学情のプレスリリース(2026年10月13日 10時00分)20代求職者の6割超が「転職活動で生成AI利用」。AI活用できる企業を「重視」が急増し過半数に。企業選びの指標に【20代転職意識調査】

まとめ

今週のニュースを通じて見えてきたのは、候補者の変化に企業の打ち手が追いついていないという構図です。

新卒採用では、選考辞退が増えたとする企業が約3割にのぼる一方、内定後のフォローは定期連絡や懇親会といった関係づくりが中心でした。内定者が抱える「仕事についていけるか」という不安に応えるには、配属先や業務内容を具体的に伝える機会を増やすことが鍵になりそうです。

中途採用では、20代の多くがAIで応募書類や自己PRを整え、転職先選びでもAIを活用できる環境を重視し始めています。書類の完成度だけで判断する選考は見直しの時期に来ており、企業側もAIを業務にどう取り入れ、それをどう伝えるかが問われます。選考でのAI活用について、求職者は企業が考えるほど否定的に捉えていないことも、一歩を踏み出す後押しになるでしょう。

いぬのて田村
この記事の監修者

いぬのて田村

採用課題をWEBマーケティングで解決するいぬのて代表。
動物全般が好き。
常に挑戦することを楽しんでいます🐶